仮想環境の構築とDjangoのインストール

はじめに

今回はPythonのバージョンを統一するために仮想環境を構築し、その環境下でDjangoをインストールしました。
その際に行った具体的な手順をまとめます。

概要

  • Linux環境のパッケージのアップデート
  • venvを用いた仮想環境の構築
  • 仮想環境の立ち上げ
  • Djangoのインストール

Linux環境のパッケージのアップデート

仮想環境を構築する前にパッケージマネージャをアップデートしました。
アップデートには以下の2つのコマンドを実行しました。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

venvを用いた仮想環境の構築

仮想環境の構築にはAWSでのクラウド開発の際にも用いたvenvを使用します。
仮想環境の作成には以下のコマンドを実行します。また、仮想環境の名前は.envとしました。

$ python3 -m venv .env

仮想環境の立ち上げ

仮想環境の立ち上げは以下のコマンドより行うことができます。

$ source  .env/bin/activate

仮想環境の立ち上げに成功するとターミナル上のユーザネームの左に"(.env)"が表示されます。
以下の画像は実際に仮想環境を立ち上げたときのターミナルの様子です。

画像より仮想環境に入れていることが確認できました。

Djangoのインストール

まず、先ほど同様、ディレクトリ上に仮想環境を作成します。
以下のコマンドよりディレクトリを作成し移動しました。

$ mkdir project2
$ cd project2

次に仮想環境の作成と立ち上げを行います。

$ python3 -m venv .env
$ source .env/bin/activate

最後に以下のコマンドよりDjangoをインストールしました。
また、バージョンは3.2をインストールしました。

$ pip install django==3.2

以下の画像はDjangoをインストールする際のターミナルの様子です。

画像より、Djangoを正常にインストールできたことを確認することができました。