AWS クラウド開発のための環境構築 WSLのインストール

はじめに

 
クラウドのインフラ開発の勉強をするために、IaaSモデルであるAWSを用いて、実際に開発環境やシステムを構築していきたいと思います。

本ブログでは取り組んだ作業そのものや、学んだこと、発生したエラーやその対処についてまとめていきます。





 

環境構築

 
Windows10環境においてAWSの開発を行うための準備をしました。
 
AWS開発においてはWindows内にWSLを利用し、仮想Linux環境を構築しました。
 
また、そのほかに必要なDocker、Docker image、AWS CLIを導入しました。
 
それぞれの導入に対し、具体的に行ったことを以下に示します。





 

WSLのインストール

 
今回、実際にインストールしたものはWSL2ですが本ブログではWSLと呼称します。

 
WSLの導入手順を以下に示します。

 
1.Administrator権限でPoweShellを起動する。

 
2.PoweShell上で以下のコマンドを入力する。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestaart

 
3.続いて以下のコマンドも入力する。

dism.exe /online /enable-feature /fearurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

 
4.PCを再起動する。

 
5.Linux kernel updatepackageを以下のURLからダウンロードする。
 
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi

 
6.ダウンロードしたファイルを実行し、インストールする。

 
7.PoweShellを開き以下のコマンドを入力する。
 

wsl --set-default-version 2

 
次に、インストールしたWSLを動かすLinux distributionをインストールします。
 
私の場合はUbuntu20.04.4LTSをインストールしました。
 
Ubuntu20.04.4LTSMicrosoft storeでダウンロードすることができます。
 
インストールしたUbuntuを起動するとユーザー名とパスワードを設定します。
 
これで、Ubuntuのターミナル上でWSLを動作させることができるようになりました。


私の環境ではUbuntu起動時に以下の画像のようなエラーが発生してしまい、正常に動作させることができませんでした。
 

Ubuntu起動時のエラー

 
このエラーへの対処法は別の記事にまとめます。